家庭教師として働く上で一番大変なのが、生徒が勉強嫌いだった時ですよね。
勉強が嫌いな生徒を教える場合、いくら解説しても話を聞いてくれなかったり、宿題をやってきてくれなかったりとそもそも授業にならないことも多いです。
「勉強が嫌いな生徒、どうやって教えればいいの??」
「どうにかして勉強が嫌いな生徒に勉強してもらいたい!」
という悩みを持っている方に、この記事では
勉強嫌いな生徒の教え方3選
として、教える際の注意点やコツなどをピックアップして解説します!
実は筆者が持っていた生徒にも、この教え方をして成績アップを達成した子も多くいます。
是非参考にしてみてください!
【家庭教師】勉強嫌いな生徒の教え方3選
勉強嫌いな生徒の基本的な教え方としては
現実を突きつける
ことです。あえてね。
勉強が嫌いな生徒は、多くの場合目先の利益や楽しみばかり優先し、将来のことに対して何も考えておらず非現実的な考え方をしている子が多いです。
そんな子には、ここぞとばかりに現実を突き付けて社会の厳しさを分からせてあげましょう。
半分冗談ですが、これをすればマジで改善することが多いです。
- 勉強が嫌いな理由を徹底的に洗い出す
- 勉強しないデメリットを理解させる
- 勉強するメリットを理解させる
それでは詳しく解説して行きます!
【家庭教師】勉強嫌いな理由を洗い出そう
まず、生徒が勉強が嫌いな理由を徹底的に洗い出すことが重要です。
なんなら一回の授業時間をまるまる使って面談してもいいくらい重要です。
というのも、生徒自身が「勉強が嫌い!」って言っていても、なんで嫌いなのかというところが生徒自身も分かっていないケースも多いんですよね。生徒自身が「なぜ勉強が嫌いなのか?」というところを自覚しない限り、勉強が好きになることはないです。
そもそも、なんで嫌いなのか?という理由を分からない限り改善なんてできないですよね??
生徒の勉強嫌いな理由が分かれば、こちらとしても対策して授業を工夫したりできますし、もし勉強嫌いな理由をすらすら答えられる生徒であれば、後半に説明する勉強しないことのデメリットや勉強することのメリットを理解してもらいやすいです。
何より、生徒が感じる「勉強が嫌い」という感情に対して「宿題やれ!」「毎日勉強しろ!」といったところで余計嫌いになるだけですよね。そうではなく、生徒はなぜ「勉強が嫌い」なのか?という点に、家庭教師の先生や生徒自身がしっかり向き合うことが大切です。
生徒が勉強嫌いな理由は、絶対に全て洗い出してしまいましょう。話はそこからです。
【家庭教師】勉強しないデメリットを理解させる
全く勉強しないとどういう生活が待ち受けているか、そしてそれがどれだけ悲惨なのか、ということは、家庭教師として働く皆さんはある程度分かってますよね。
ですが、生徒の多くはそんなことつゆ知らず、呑気に毎日遊び惚けている人がたくさんいます。
そんな人には、現実を突き付けてあげましょう。例を出すと
このまま勉強しないと、今の学力から考えたら誰でも入れるような高校にも入れるか怪しい。
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そういう高校は必然的に授業の質も低いので、大学にも行けない。
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ただでさえ就活難の時代なのに、高卒で学力の低い人間など誰も雇いたくない。
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結局、肉体労働といった仕事を選ばざるを得ない。
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体壊したら収入が途絶えて、リアルに食っていけなくなる。
といった感じですね。ほかには
勉強しなくても入れる就職率高い高校行けばいいと思って入学する。
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実際は今にも潰れそうな企業だったり、一般の公募ではブラックすぎて誰も入ってこれないような会社にバンバン送り込んでるだけ。
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焦って大学に行こうとするも、勉強してこなかったので結局Fラン大学しか入れない。
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Fラン大学でも同じような就職先しかないので詰む。
といったイメージです。
とにかく思いつく限りの最悪のパターンを教え、デメリットを伝えまくりましょう。
しかも実際に勉強しないでこうなってる人は多いので、こうなる可能性があるよ、というのは実感してもらいやすいはずです。
身近にこういう人がいる、というエピソードを交えると、より現実を分かってもらえます。
現実が分かってもらえたら後は分かりきってますね。焦って勉強し始めますよ。
「邪道だろ!」と思う人もいるかもしれませんが、邪道で結構。家庭教師の仕事は生徒の成績を上げることなので、成績が上がるならどんな手でも使うべきです!!!
【家庭教師】勉強するメリットを理解させる
上の二つを実践したら、最後に勉強するメリットを理解してもらいましょう。
- 英語力アップで海外でバリバリ働ける
- 数学や理科科目に特化して、専門的な職業に就き収入アップ
- 教養が深まり、まともな人間だと思ってもらいやすくなる
など、いくらでもありますよね。特に勉強しないデメリットを伝えた時点で大半の生徒は焦って勉強し始めるので、最後にスパイスとして、メリットを伝えて生徒のやる気をコチョコチョしましょう。
この3つの教え方で、勉強嫌いな生徒もバッチリ勉強するようになりますよ。
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