頑張って教えているのになかなか生徒が理解してくれない…
成績がなかなか上がらない…
このような悩みを抱えている家庭教師のあなたは教え方に問題がある可能性が高いです。この記事で解説するポイントを意識するとうまく教えることができるようになるので最後までしっかりと読んでください。
うまくいかない理由1 説明を省きすぎている
自分が知っている内容は飛ばして説明しがちです。
これは家庭教師だけでなく社会人の人でも多い問題で、『主語』『述語』が抜け落ちていて、聞き手が正しく理解できない場合や、因果関係があっさりと説明されて『なぜそうなるのか』という部分が薄くなってしまったりする場合です。
何もわかっていない人に1から10まで全て説明するぐらいのつもりがちょうどいいです。あなたと違って内容をわかっていないのが生徒です。生徒の気持ちになって授業を行いましょう。
うまくいかない理由2 回答の正誤にこだわっている
問題が解けたか解けていないかだけをみてませんか?
家庭教師で重要なことは生徒が学習内容を理解して自分で回答を出せるようにすることであって、答えがあっているかどうかはそのための確認ツールに過ぎません。
・解き方の過程を見てつまずいているポイントを見つける
・丸つけをしているときに生徒が納得感のある表情をしていない
よく生徒を観察することが重要です。生徒を観察して「あれ?ちょっと様子がおかしいな?」と思ったら進まずに確認してあげましょう。
うまくいかない理由3 授業内容を詰め込み過ぎ
教える側にとってみれば簡単であったり既知の内容であっても、生徒にとってみれば難しく、新しいことであることが多いので授業内容を詰め込みすぎると生徒の一度に理解できる量を超えてしまいます。
一度に理解できる量は生徒によって異なるので、担当している生徒に合わせてペースを決めてあげましょう。基本的に理解するスピードは遅いのが普通です。理解するスピードが速い子は地頭がいい子なのでそのペースが普通だと思ってはいけません。
自分自身でペースが早いかどうかわからないときは、生徒自身に『ペースはこれぐらいでいいかどうか』確認してあげることも重要です。
まとめ
多くの教え方が下手な家庭教師は「こんなもんでいいだろう」という甘い見積もりか、自分と生徒の理解度の差を軽んじている場合がほとんどです。
教えることが目標ではありません。理解させることが目標なのです。
それを心にとめて授業をしてみると成績が変わってくるはずです。
併せて以下の記事で授業の質が高まる授業内容の組み立て方についても解説していますので読んでみてください。